徒然コラム

タップダンスに憧れて。

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こんばんは!小春です(*’▽’)

フォロワーさんから「タップダンスの記事が読みたい」とリクエスト頂いたので、今日はタップダンスの初心者クラスでの思い出など綴っていきたいなと思います。

 

タップダンスとの出会いは26歳のとき。

看護師をしながら劇団員をしていて、そのときにバレエやジャズダンス、タップダンスなどもその劇団で学んでいました。

最も惹かれたのがタップダンスで、私は個人的にタップダンスの教室にも通い始めました。

 

その教室で驚いたのが18〜60歳以上まで、本当に生徒さんの年齢層が幅広いこと。

仕事帰りのサラリーマンや学生さん、老後の楽しみとして通う方までライフスタイルもさまざま。

 

初めて買ったタップシューズは、カペジオ

柔らかで履きやすく、足にも馴染みやすいシューズです。私が使用していたのは、5000円程度の編み上げタイプのシューズでした。上級者向けのタップシューズでは40000円を超えるものもありますが、私は初心者向けの5000円程度のものでも十分と感じていました。

 

ちなみに、裏の板はTAPS(金具)と呼ばれ、練習するうちにネジがゆるんできて音色が変わることもあります。TAPSが緩んできたなと思ったときには、購入した正規店でネジを締め直してもらってくださいね。

 

タップダンス初心者だった私は、当初その教室に少しだぶっとしたサイズの上下ジャージで参加していました。

でも、その教室では短パン+スパッツというスタイルの人がとても多い。

なぜだろう?と考えたんですが、通い出すうちにすぐにその理由がわかりました。

 

まず、だぶだぶのジャージでは足捌きが少し鈍くなってしまうこと。(初心者だと余計に足元がもたもたしてしまいます)

それに、先生は生徒の足や足首の動きを見て、指導してくれているから。

だから、男性もジャストサイズのジャージかやや短めのジャージを着用していました。

 

 

そして、練習が始まると爪先(トウ)や踵(ヒール)の鳴らし方を教わってから「シャッフル」と呼ばれる最も基本的な鳴らし方を教わります。

音にすると「カタタン!」という速い音。

 

シャッフルでは片足立ちをして、浮かせた方の足は膝の角度が90度くらいになるまで持ち上げます。

浮かせた足を反比例のグラフのようにスイーっとすべらせて爪先を地面にこすらせて鳴らす。そうすると浮かせた足は伸びきって、やや斜め前に浮いた状態になります。

 

この間も、ぷるぷると片足立ち。

そのまま反比例のグラフを戻るようにして、爪先を再度地面にこすらせて鳴らす。

このワンセットが、シャッフルです。

 

初心者クラスですから、かなりスローモーションでこの動きを丁寧に教わります。

バランスよく片足立ちをして、片足の膝を持ち上げた状態をキープすることはこんなに難しいのか…!とまず、自分の足の重さに驚愕しました。

タップはほとんどのシーンで片足立ちとなるんですが、この時に体幹の強さがかなり上達を左右するんだなァということも感じていました。

 

初心者クラスのタップダンスを通して最も強く感じたのは

  • 私の片足はなんて重いんだ…!
  • 私には体幹が全然無いんだな…

この2点でした。

 

だから、タップダンス教室に足繁く通っていたころは、体幹を鍛えるトレーニングも同時に行っていました。プランクなど簡単なものが中心でしたが、体幹も少しずつ強くなると片足立ちのときにブレが少なくなってきます。

 

あと、私が通っていたタップダンス教室では、他にキッズクラスと上級クラスがありました。

初心者クラスの後は大体上級クラスだったので、着替えを終えてからしばらくは上級クラスのタップをよく眺めていました。

初心者クラスのタップの音はカタカタカチカチと可愛らしい音色ですが、上級者のクラスの音はダカダカダカダカ!とかなり力強い音。

 

地鳴りといいますか、その力強い振動も腹の底に響くような感じです。足捌きも鮮やかで素早く、帰り際によく見惚れてしまっていました。

キッズクラスも軽やかに華麗にステップを踏む子がたくさん。

いつかこんな風にタップが踊れたらなァと思いながら、私もカチカチと楽しくタップを踏んでいたのでした。

 

初心者クラスで徐々にレベルアップしてくると、8×2や8×4のコンビネーションステップを教えてもらえるようになります。

初心者クラスでもレベルの幅は広いので、2組のグループに分けて

  • 簡単な振り付けグループ
  • 少し複雑な振り付けグループ

に分けて先生が指導していました。

 

簡単な振り付けでも8×4になると、足やからだの動きも複雑になるので、その場で覚えるのがとっても難しいと感じていました。

私が通っていた初心者クラスは1回が60分コースだったので、準備運動を終えてからそのコンビネーションステップを中盤あたりで覚えて、最後にみんなでその振り付けをダンスするという流れでした。

 

真冬でも60分のクラスを終えた後には汗だくだくで、教室のなかもサウナのようにムンムンとしていたのを覚えています。だから、タップ教室へ行くときには、大きめのタオルや下着まで替えがあると安心ですよ(*’▽’)

 

始めのうちは、地団駄を踏んでいるようなステップでばたばたと付いていくのがやっと。

でも亀の歩みでほんの少しずつ上達して、少し複雑な振り付けを教えてもらえるグループに入れると、やっぱり嬉しいものでした。

 

引越しを機に通わなくなってしまいましたが、子ども達が小学生くらいに上がったころ、またのんびりと通えたらいいなァと思っています。

「タップを始めてみたいな…」と思うフォロワーさんのヒントになれる部分がありますように・・・★

 

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