餃子。
それは、どこのご家庭でも冷蔵庫・冷凍庫に常備されるメイン食材だろう。
調理工程は、焼くのみ。
こんなに心強いメイン食材があるだろうか。餃子を焼き、蒸している間にサイドメニューに取り掛かれるのも嬉しい。我が家の場合、餃子がメインなら塩コショウをしたシンプルな炒飯に、中華味の卵スープを付けるのがお決まりのパターンだ。
あるいは、冬の期間はお鍋の肉・魚の代わりに節約メイン食材として度々登場してくれた。(餃子がワンタンのように柔らかくなって美味しい)
しかし、市販の餃子のタレの味は、いとも容易く想像できてしまうのだ。
醤油・ラー油・酢の3点トリオでタレを作ったときも、同様だろう。
食べる前から餃子もタレも、味が想像できている。
そんなのは、つまらない。
食は、最も身近なエンターテインメントなのだ。
どこかにワンパンチ欲しいと思い、我が家ではよく作っているタレがある。市販の餃子のタレの味に飽きた人に、是非実践してみてほしい。
やみつきのウマさ!餃子タレの作り方
まずは、フライパンを良い頃合いまで温めてから多めに油をひく。この作業はいつもと変わらない。いつものように餃子を均等に並べ、水を流し素早く蓋をする。
ここで「フフ、焼けてる焼けてる・・・♡」などと、のんきにフライパンを眺めている暇はない。
弱火にしたことを確認したなら、すぐに冷蔵庫へ移動しよう。
まずは、長ネギを取り出す。
まな板の上でコロコロとネギを転がしながら切れ目を3つほど、10cmほど縦に入れる。切れ目をしっかりと入れたなら、みじん切り。
輪切りでも良いじゃない、とザクザクと輪切りに切ってしまっているようでは真のエンターテインメントへは辿り着けない。
ここは黙ってネギを細かく、みじん切りだ。
10cmほどのネギを刻み終わったら、ネギがひたひたになるくらいのサラダ油とごま油を大体1:1の割合で入れる。
計量スプーンなど、いらない。
それから塩・コショウをザンザンザンと勢いに任せて、3振り。調味料の塩のみをしっかりひとつまみ、バっ!と加える。
くるくると混ぜ合わせれば、これでタレは出来上がりだ。
時間にして、3〜4分。
餃子の水分がほとんど飛んできたら蓋を開け、強火にして水気を飛ばしながら、ごま油を餃子の中央へひと垂らし。
裏をちらりと確認して、焦げ目が付いていれば出来上がりだ。
中華にぴったりの、ネギ塩ダレ。
このタレをお湯で割って、少量中華ダシを加えれば、中華スープにも化ける。
ただ、大切なデートの前にこの食べ方は決しておすすめしない。ニンニク+ネギで口臭は破壊力を持って臭ってしまうためだ。
人と会う予定のない、休日のお昼当たりに作るのがベターだろう。
このタレの味付けはほぼ油+塩で出来ており、「身体に悪いものは何故美味い」を見事に体現している。
そのため、血圧が気になる人・健康志向の人は市販のタレとネギ塩タレと、1つずつ交互に付けて食べることをオススメする。しかし、気付けばこちらのネギ塩ダレばかり食べていることに気付くだろう。
気が付けば、手が伸びてしまう魔力がある。そうして、家族でネギ塩ダレの奪い合いとなり、気付けば2陣のネギを刻みに台所に立つことになるのだ。
更なる変化球を餃子に追い求めたい人には、マスタードもおすすめだ。
ピリリと辛いマスタードは、意外なほど餃子にも合う。是非、ネギ塩ダレと共に試してみてもらいたい。
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WordPressへブログのお引越ししてから、記念すべき100記事目の記事でした(*^^)v
100記事目ということで、最近一番書きたかった記事を気合いを入れて書いてみました!
新元号も決まりましたね!「令和」
気持ちも新たに、これからも楽しく記事を書き続けていきたいなと思います♪
では♪
本日もお付き合い頂いて
ありがとうございます(*’▽’)