毎日を過ごしていると
太陽の光の粒がとても綺麗で
神様が微笑んでいるように感じる日が
ごくごく稀にある。
水面に映りこむ木々や鳥の影。
美味しく淹れられたときのコーヒーや
夕陽を受けて鈍色に光る階段や
子ども達の転がる笑い声。
神様が微笑む瞬間は、どれも眩く光る。
でも、心がかさかさの肌荒れをしているような日があると、神様が微笑んでいる瞬間に気付けないこともある。その瞬間を目にできないほど俯いている日も、あるかもしれない。
神様が微笑む瞬間は日常にも潜むし
たとえばダンスや歌。
仕事や人間関係だったり
文章にも。
その瞬間は、ごくごく稀に訪れる。
その瞬間がまた見たくて
私は、今を生きられるんだと思う。
日常のなかで神様がひょっこり姿を見せてくださる瞬間は多いのだけど、仕事や作り上げたもののなかでは、全く違う。
何度も何度も何度も何度も打ち続けて
失敗を重ねて、それでも積み上げて
ようやく、1万回に1回くらい笑いかけてくださるものかもしれないと感じる。
そんなことを思うようになったのは、辻井伸行さんの「英雄ポロネーズ」に出会ってから。
https://www.youtube.com/watch?v=9NkE8kzRvz8
実際にショパンが弾いていたピアノで、ショパンが作曲した「英雄ポロネーズ」を辻井伸行さんが弾くという動画。
一体、何度視聴したかわからないくらい聴かせて頂きました。
空間が喜び、ピアノが喜び、音楽が喜び、なによりも辻井伸行さんが喜んで弾いている「英雄ポロネーズ」
神様が微笑んでいる音楽はこういうものなんだな…と感動と共に、聴くたびに心が震えます。
辻井伸行さんのピアノを聴いて驚いたことは、音色はピアノだけのはずなのにたった1人の演奏でオーケストラのように音楽が大きく膨らむんです。高音域では、チャペルの鐘のような心地よい音色が響くように感じることも…。
最近クラシックを好んでよく聴いているんですが、素敵なピアノ奏者であるフォロワーさんでいつも仲良くして頂いている安音ちゃん（https://an-nerhythm.xyz/）
安音ちゃんのブログ内での可愛い挿絵、いつも楽しみにしています＊*
ステキなピアノ音楽を作曲されていて、本当にすごいことだなぁと尊敬しています。心の優しいところがそのまま音楽になっているようで、聴いていて心のお洗濯をさせてもらっているような気持ちになります。
noteでは自作された曲も視聴できるようになっていますので、是非、やさしい音楽に癒されてきてくださいね♪（https://note.com/an_ne8855）
ピアノを弾かなくなって久しいですが、素敵なクラシックや安音ちゃんが弾いている柔らかなピアノの音色を聴いているとまた触りたくなるものです。
私もいつか、神様が微笑んでくれるような文章が書ける日が来るのを祈って、止まらずに歩み続けていきたいなと思っています。
心に分厚い雲がかかる日も
神様が微笑む瞬間が来ることを信じて。
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