夕飯に大好物が並んでいるとしたら
私はやっぱり、小学生の頃のように「もうまんぷくで入らない」というところまで食べたくなる。
カレーライスの日には間違いなくおかわりをするし、鳥の唐揚げの日はご飯も順調におかわりをする。
ハンバーグの日も、おんなじだ。おかわりをスルーするなんてできない。
そして、お腹がいっぱいになったなら、もう眠るだけだ。
というよりも、パソコンの前に座っても頭は朦朧として、とても動いてはくれない。かすみゆくパソコンの画面とにらめっこを続けた結果
「さぁ、寝ましょうかね」と、もそもそ布団へ移動することになる。
それじゃあ、夜の仕事の部を始動するにあたって、どれくらいのまんぷく加減がよろしいかと考えると腹七分目がベストだという結論に至る。
腹八分目では、脳内がおやすみモードへ切り替わってしまうことも多いからだ。腹六分目では、仕事を始めて2時間ほどで小腹が減ってきてしまう。中途半端な空腹は中途半端な食欲を呼び起こす。
仕事をするとき、頭しゃっきりでキリっとパソコンに向かいたいならやはり腹七分目かなと思う。
でも
時々訪れるお仕事ハイとでもいうのか、腹二分目くらいの空腹状況のなかでの仕事もピリっと感は増して、それはそれで気持ち良さを感じる瞬間もある。すっきりと記事を納品できたのなら、果てしない爽快感に包まれるときもあるのだ。
しかし、在宅ワークとなるwebライターにとって「空腹」とのバトルというのは、常に背中合わせとなる。
外に居れば、こうはならない。
しかし、家の中は手を伸ばせばそこにほこほこのご飯は炊けているし、冷凍庫には先日買ったパリパリバーの箱アイスだって待ち構えている。「まだ5本も入ってるんだから、1本くらい食べても大丈夫じゃない?」と箱アイスは私をおびき寄せようとする。誘惑との戦いに次ぐ戦い。
強靭な精神力をもって、今日もパリパリバーの箱アイスから目を逸らすのだ…。