今日、79.5(埼玉のラジオ)を夕方に聞いていて、とても心に染み込んできた言葉があった。
「この1年間、卒業旅行を我慢した学生も大勢いたでしょう。Go Toトラベルが再開したら、2週間だけでも、子ども達を優先させて旅行させたらどうでしょう。
まずは、大人が我慢する。その姿勢を子ども達に見せること。そうしなければ、今の10代は大人不信になってしまうのではないでしょうか？
10代、20代が感染予防していないようにメディアでは報道されていますが、そんなのはごく一部だと思います。大半の10代、20代がとても我慢をしていますよ。
むしろ、40代、50代、60代以上で必要以外で外出している人達だってたくさん見ています。だから、Go Toトラベルが再開するなら、感染予防に努めてもらったうえで子ども達を先に行かせてあげてほしいんです。」
ご近所で仲良しな方のお子さんは、昨年の3月に中学校の卒業式で、4月には高校の入学式の予定のはずだった。けれど、そのあまりにも大切で大きなイベントは、コロナウイルスによって全て奪われてしまった。
本当に残念そうに話していた奥さんの姿を、今日のラジオを聞いて、思い出していた。
Go Toトラベルに関しても感染予防に関しても、様々な意見、反対意見もあることを承知のうえで、私も子ども達をまず先に旅行させてあげられたらと思って、この記事を書いています。
もしも実施されるなら、昨年大学卒業をした、現在新卒の社会人1年生までを対象として。
「子ども旅行週間」になったら、心の中で全国の子ども達に「いってらっしゃい。楽しんできて」って言って、全国で笑ってる子ども達の顔を、全国の大人達が家で思い浮かべる。
ニュースでは、子ども達の笑顔がたくさんの2週間になる。
小・中高生だったら、旅行とまではいかなくても、行きたかった施設や街に行ける機会に。
そんなことが、実現できたらいいのに。
「コロナの期間は本当に大変だった。だけど、あの旅行週間は嬉しかったね」って、子ども達が大人になったとき、思ってくれたら。
もちろん、実施するとしたら、最低限子ども達の安全を見守る大人の目は必要になるなど、準備や対策も色々と必要になると思う。
現状では（3月1日時点）Go Toトラベルは、まだ延期の方向で、段階的に実施を検討しているとのこと。段階的に再開するなら、子ども達を最優先にしてみたらどうだろう？
今、全国の困っている人達への支援も急がれるし、東京オリンピックなど考えなければいけないことは山積みなのかもしれない。
でも、この1年間、ぐっと我慢し続けた子ども達へも「自粛を協力してくれてありがとう」の気持ちをこめて、なにかできたら良いのにと思う。
友達とお喋りして、遊んで、走り回って、当たり前に授業を受けることや、わいわい給食を食べることも。遠足や修学旅行、社会科見学や運動会などのとっておきの大きなイベントも。
心から楽しみにしていたことがほとんど叶わなかった沢山の子ども達へ、大人達が今できること。もう少し、落ち着いてからになるかもしれないけれど。
何か、あるんじゃないだろうか？
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