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はじめてのアガサ・クリスティ「そして誰もいなくなった」を読んで。

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こんばんは!小春です(*’▽’)

私はミステリー好きですが、なんとなく海外もののミステリーを避けて、ここまでやってきました。

その理由は下の記事に書いているんですが、カタカナの登場人物の名前が羅列しているとそれだけで難しく感じてしまうから。

カタカナが苦手な人がミステリー「十角館の殺人」を読むとこうなる。こんばんは!小春です(*'▽') ド~ルチェア~ンド ガッバーナ~~♪ 最近ようやく「香水」を覚えました。でも、覚えると、こ...

でも、アガサ・クリスティというミステリー作家の名前はもちろん知っていたし、どんなストーリーなのかとほんのり興味を抱いていました。

ケチャコさん(https://kechamarudo.com/)からアガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」をおすすめ頂いて、海外もののミステリーに初挑戦してみることにしたのでした。

 

ストーリーの序盤で登場人物達の名前と職業がまとめられているページがあります。きっと途中で混乱してしまうかな・・・と思って、登場人物の似顔絵をイメージして描いておくことに。

誰にも見せるわけではないから、適当に描こう・・・と、かなり適当に描いたイラスト。結局ブログにアップしましたが、改めてみてもちょっとひどい。( ̄▽ ̄)笑

でも、中盤くらいのストーリーが転がるように進んでいったときに、急に名前だけ出てきて「この人は誰だっけ!?」のクエスチョンの助けになるかな、と。

 

 

少し構えつつ読み始めた、初めてのアガサ・クリスティ。

でも、開始5ページくらいで「あれ?イメージと全然違うぞ」とまず、感じていました。

文章に難しいところがなくて、するすると話が頭に入ってくるんです。

 

なんというか「ご近所のお姉さん」がこのミステリー小説を執筆したのかな?と思うくらいに、親近感が湧いてくる出だし。

とても、1939年に作られた作品だとは思えませんでした。

 

 

これが全世界で愛されているミステリー小説家のアガサ・クリスティなんだなァって、冒頭から少し感動していました。

恐らくはどの国のどんな年代の人達が読んでも、理解しやすく読み進めやすいストーリー。時代が移り変わっていっても、普遍的なストーリーだからいつの時代で読んでも、きっと受け入れられる。

中学生やミステリーを読むのが初めてという人でも、ドキドキしながらするするとページをめくっていけるストーリーだと思います。

 

 

心配していたカタカナの名前も、不思議とアガサ・クリスティが書く小説のなかでは主人公達が活き活きと浮かび上がってくる。

私のイラストも必要無かったかな・・・と思うくらい。

 

私はいつものように「あの人かあの人が絶対犯人だ!」となんとなく目星を付けながら読んでいたんですが、それもするりとハズレました。

この記事の始めでご紹介した「十角館の殺人」ととても似ているテーマで、陸の孤島で殺人事件が繰り広げられます。そして、タイトルに偽りはなく、最後には誰もいなくなるんです。

 

この不思議な殺人劇のトリックは、是非ぜひ小説を読んで確かめて頂きたいです…!

私がひとつだけ引っかかりを感じたのは、なぜあの人が最後の1人になったんだろうか?ということ。

そして、なぜ、それを知っていたのか?ということ。

 

 

最後には誰もいなくなってしまうんですが、必要以上に読者に恐怖や読後の後味の悪さを与えないところも、アガサ・クリスティの魅力なのかなと感じます。

なんというか、全体があっさりとした塩ラーメンというイメージです。

さっぱりしているのに、コクがある。替え玉も追加して、スープも全部綺麗に飲み干してしまいたくなるような・・・。例えが下手だけど、私は初めてのアガサ・クリスティを読んで、そんな感想を抱きました。あとは「ミステリー小説の教科書」を読んでいるような、そんな気持ちにもなりました。

 

 

私のように「海外もののミステリーにはまだ踏み出せないな…」と感じている人に、是非読んで頂きたいミステリー小説です。

11月はミステリー月間としているので、また読んだ本のレビューを更新します!(*’▽’)

 

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