とてもよく覚えているのは
私が幼稚園のころ、確かほとんど毎朝コーンフレークを食べていた。
小学生になってからは、焼いたトースト。
切り分けた菓子パンが3種類くらい、お皿に並んでいたときもある。
今思い返してみれば、すごく上手に手抜きをしていたんだなと思うけれど
だけど、母が出してくれた朝食は私にとって「母が作ってくれたもの」であって、一緒に食卓を家族で囲んでいれば、それだけで嬉しかった。
今思い返してみると、夕ご飯も母は上手に手抜きをしていた。
パートとしてスーパーのレジで長時間働いていた母は、お惣菜や冷凍食品を夕ご飯に並べる日もあった。
でも、私にとってはやっぱり家族が揃っていればそれでよかったし、ちゃんと母の大好きな手料理の味だって覚えている。
もちろん、私も食事で手抜きさせてもらうことはある。
コーンフレークを子ども達と朝食に食べる日もあれば、夕飯にお惣菜をメインにしてしまう日もある。
でも、なぜか手抜きをしたときには心にひっかかりがある。
ちいさな罪悪感というのか「こんなんで申し訳ない」っていう気持ちがある。
母は食事で手抜きをしたって、それは堂々としていた。
「これの材料まで私が作ったんですよ!」と言わんばかりに、本当に得意げな様子で、コーンフレークを
「はい、どうぞ~~~!!!」とそれは陽気に、朝食に並べてくれていた。
そうか。手抜きをするときに罪悪感なんて感じる必要はないんだ、って母を思い出してようやくわかる。
私もそれは陽気に堂々と、手抜きをしていこう。
手抜きをしていたってママがそばで笑っていれば、子ども達(私達)も嬉しかったんだ。
母が教えてくれたこと。
- 自分自身を責めないこと
- 自分が笑って陽気でいること
- 喜怒哀楽は隠さないこと
まだまだ、母への道は遠いなァ。。
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