3000文字チャレンジ

私を熱くさせたもの。【3000文字チャレンジ】

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2回目の挑戦になりました、3000文字チャレンジ。

今回の3000文字チャレンジのお題は、【私を熱くさせたもの】

このタイトルを聞いたとき、大黒摩季の歌声が急に頭の中に響いたのは私だけでしょうか。

ヒーーウィーーゴーー!!!

あるいは、

あなーただーけ見つめーてる〜〜!!!

もちろん、スラムダンクのアニメのエンディング映像が頭をかすめながら・・

 

 

さて。

改めまして、【私を熱くさせたもの】

こういうお題大好物だぞ、と思いながら考えてみましたら・・

やっぱり、【電車・鉄道】が頭に浮かんだわけです。

 

鉄道が好きでもなんでもなかった時。

電車に乗るときに、私は大体先頭車両に好んで乗っていました。

理由は簡単で、すごく空いているから。

駅のホームを先頭まで向かって、てくてく歩いていくと、首からご自慢の一眼レフをぶら下げた電車ヲタクと呼ばれる方達とよく遭遇してきました。

 

なぜ、彼らが好んで先頭で電車を待つのか?

それはもちろん、シャッターが切りやすいからです。(これは電車が好きになってから分かったこと。)

先頭あたりで構えていれば、ホームへ滑りこんできた電車のスピードも落ちきるので、電車の顔がブレずに綺麗に撮れるというメリットがありますね。

もちろん、架線柱の写り込みなども計算して後方で一眼レフを構える強者も中にはいますが・・。

 

一つだけあった電車のフェチ

電車が好きでもなんでもなかった時。

それでも、1つだけ電車に関するフェチがあったなぁと思い出したのが、車掌さんの制服。

制服、好きな人いませんか?

・・・いますよね?いますとも。

私は、結構好きなんですけど、なかでも電車の車掌さんの制服はパリっとしていて格別に好きなんです。

 

指差し確認をビシッとしている車掌さんの姿を、眩しく見ている・・ということが気付けば20歳くらいの頃から習慣になっていたなぁ、と。

年配の車掌さんでも、魅力的に見える制服の不思議。

 

世界を変えてくれた、電車

電車が好きになったきっかけは、確か2年くらい前の夏。

息子くんが電車を見たがったので、暑い夏の日に最寄駅のホームで一緒にボケーーー・・と1時間くらい通過してゆく電車を眺めていたとき。

 

あづい・・・

一刻も早く帰りたい・・・。早く帰ろうよ・・・。

と思っていたのに、ある瞬間を境に

なんでもなかった電車が

急に色鮮やかに見えたと言うか。

それはもう、世界が一変するくらいに

心が強く強く、かっさらわれてしまったんです。

 

なんだか、中学生が恋に落ちたような心境でした。

なぜだか強烈に電車に惹かれて、もっと知りたい。もっと見ていたい。

と、私も思うようになっていました。

 

と言っても、電車が大好きになって2年目くらいですが、すごく深い電車の知識があるわけではないんです。

 

新幹線はやぶさのピンク色のラインのものはE5系東北新幹線で、東京から新函館北斗を繋ぎ、最高時速320kmまで出せることとか。

あるいは、そのはやぶさと連結するE6系こまちは秋田新幹線で、東京から秋田間を結び最高時速は同じく320kmまで出せること

とか

丸い鼻が可愛らしい0系新幹線は、国鉄が1964年に威信をかけて開発した新幹線であり、44年間走行した後に2008年に「さよなら運転」が行われ惜しまれつつ引退したこと。

ジブリ映画の「おもひでぽろぽろ」でも、おばあちゃんとタエ子が熱海旅行するときに一瞬だけ出演していた新幹線であること。

くらいの知識しか、持ち合わせていません。

 

電車が好きな人の視線

Nゲージを走らせることができるお店へ、ある日息子くんと遊びに行った日のこと。

Nゲージとは、レールの幅わずか9mmの上を走る精巧な鉄道模型のことです。コントローラーを使って自身で走らせることができるのが、Nゲージの魅力ですね。

 

もちろん、走らせるわけではなくただNゲージを眺めるために行ったんですが、その日は休日だったので他にもNゲージを眺めているファミリーは沢山いました。

走り行く電車に歓声を上げるちびっこ達も、もちろん大勢。

 

Nゲージを軽快に走らせていた、恐らくは電車がすごくすごく好きそうな40代半ばくらいの男性が

急にくるり!!と私の方へ向き直った、と思ったら

「この電車はうんたらかんたらで・・」と突如説明を始めてくれて。

 

一瞬、ビクーー!!としてしまったんですが、

すごく、熱心に説明して下さって。

なぜか周りから注目を集める、その男性と私と息子くん。

「ハァ。そうなんですか。ふむ・・・ホゥ。」

と、よく分からない相槌しか打てなかったんですが、突如始まった電車講習会は20分くらいにも及びました。

電車好きの視線は、言葉なくても伝わるものなんだなぁとしみじみと感じた瞬間だったのでした。

 

そういった、本気の電車ファンの人に取材して記事にしてみたいなっていうのが今の小さな夢だったりもしています。

お気に入りの撮り鉄ポイントはどこなのか、気に入りの電車はどれなのか、乗り鉄をするときの楽しみとか・・・。

聞いてみたいこと、たくさんなんです。いつか、叶うといいなーー!!

 

蒸気機関車 大樹との出会い

また、電車が好きになった年の秋に、蒸気機関車大樹を見に行ったときのこと。

「シュッッッポーーーーーーーーー!!!!!」と地面に響き渡るような汽笛に息子くんは怖がりながらも、今まで絵本のなかで見ていた蒸気機関車が目の前にいることに興奮していた様子で。

私も、全身が粟立つような感動を蒸気機関車からもらっていました。

この大樹との出会いが、私のなかでの電車好きになる決定打となっていました。

 

蒸気機関車の運転手さんは、制服の色がほとんど変わるくらいに汗だくになっていて。

こわごわ蒸気機関車を眺めている息子くんに、「トーマスをたくさん見るんだよー!」と、大きく笑って手を振ってくれたこと。

 

私も黒光りする、大きな大きな蒸気機関車を前にして

小学生の夏休みが始まる1週間くらい前の

ワクワク足元が浮いてくるような気持ち。

走り出したくって、どうしようもない気持ち。

そんな感じをもう1回、体験させてもらっているような気持ちにもなっていました。

 

国鉄 C62形蒸気機関車の爆走

ある日、息子くんが早く眠った日のこと。

「これを見ると良いぞ。」と旦那さんがおもむろに取り出してきたのが蒸気機関車C62の古い古い白黒映像のDVDでした。

なんで、この時間から蒸気機関車のDVD・・と思ったんですけど、興味深かったので2人で缶ビールをちびりちびりと飲みながら、再生してみることに。

 

そういえば、私は今までに蒸気機関車を走っている姿って見たことがなかった。

って、このDVDを見始めてから気付いたんです。蒸気機関車大樹も鬼怒川温泉駅に停まっているのを見ただけだった。

 

なんとなく蒸気機関車ってシュッシュッ!ポッポ!とのんびり走るイメージだったんです。こう、森の仲間たちを乗せて走るような。世界の車窓からとか、そういうイメージですね。

 

なのに、そこに映し出されていたのは

深い森のなかでただ真っすぐに敷かれたレールの上を、爆煙をあげて猛然と走る蒸気機関車が空撮で撮られたもので。

蒸気機関車は、こんなにものすごいスピードで走るものだったのかという驚きと、こんなにも速いスピードにも耐えうる乗り物だったのかと・・

気が付けば、ビールを飲むのも忘れて画面から目が離せなくなっていました。

 

ちなみに、C62はシロクニの相性で知られ、最高時速は129km。日本の蒸気機関車の中でも、トップスピードを叩き出した蒸気機関車だったようです。

 

いすみ鉄道にあるものは?

私が電車が大好きになったことで、一家揃っての鉄がここに完成したわけなんですが

我が家が特にひいきにしているのは、いすみ鉄道です。

家から日帰りでアクセスしやすいっていうところも大きいんですが、なによりも故郷に戻ってきたときみたいな「懐かしさ」があるんですよね。

ちなみに、いすみ鉄道のキャッチフレーズは「ここには何もないがあります」です。

 

なんにも無くて良い。

電車と、緑の深くまで続く線路と、空と。

 

 

もう、それだけで良いって思わせてくれる風景。

電車が好きになって一番良かったなって思うことって、日常のなかにスペシャルがとても増えたこと。

夜の寝る時間。

皆んなが寝静まると、遠く遠くで電車のガタンゴトン走る音が聞こえるのがとても心地よくなったり

ほんの少しだけ、電車が走り過ぎて行くのが見えただけでも「今のは◯◯系だ!今日はラッキーだな〜」とか。

心の底から、嬉しくなること。

 

 

そして、今は私と息子くんのなかでものすごく大きな楽しみがあって。
それは、オムツが取れたら特急電車に乗りに行こうねって約束していること。

赤ちゃん連れになるので、おそらくは短時間の乗車じゃないと他のお客さんの迷惑になってしまうかもしれないから、短い区間の乗車になると思うけど・・。

成田エクスプレスあたりが良いかねぇって話しているところです。

それまでに頑張って働かなきゃなーーー!!!

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フレグランスと私。【3000文字チャレンジ】今回は、3000文字チャレンジというTwitterでこぼりたつやさんが主催されている企画に参加させて頂きました!初めてだから、ものすごく...

 

少し長くなりましたが、大好きな電車のことを話せた3000文字チャレンジ。書きたいことたくさんで、心の底から楽しかったです!また、是非参加させてください。

お読み頂きまして、ありがとうございます。

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