コラム

親友へ。

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私は、リアルの友人にはほとんどこのブログをやっていることを話していない。

 

だけど、たった1人。

リアルの友人で、このブログを見守ってくれている親友がいる。

 

正直なところ、30歳を過ぎてから親友ができるとは思っていなかった。

彼女とは、長男を出産後に派遣の現場で出会った。

 

看護の仕事から離れて、初めて入った看護とは全く異なる種類の派遣の現場は、その名の通りの、肉体労働で。

女性でも容赦なく、男性並みの肉体労働を強いられる。1日中、長いと10〜11時間。

全く同じ作業を延々と繰り返す日もあり、頭の中を空っぽにしてひたすらに汗を流していた。

 

子育ての合間に、時々その現場へ行くことが、私は好きだった。

シンプルに身体を動かすことで、リフレッシュさせてもらっていたのだ。

その頃には、まだライターの仕事はしていなかった。

 

夏場になると40℃近くにもなる現場は、吸う空気も熱く、続々と派遣メンバーが倒れることもあった。私も何度か体調が悪くなり、早退したこともあった。

それでも、現場の人たちは皆んな温かだった。「また、働きに行きたい」って思わせてくれる現場だった。

 

 

ある日、その現場に似つかわしくない美しい女の人が、いた。

初めて、女性を見て、私は「美しい」と思った。

何がきっかけか忘れたけれど、その彼女と仲良くなり、色んな話しを交わした。

 

一緒に帰るようになり、色んな相談ごとにも乗ってもらったり買い物にも行ったりして。

コスメや化粧に疎かった私は、彼女からオススメのものを聞いて勉強させてもらうことも多かった。

私のひどかった肌荒れが綺麗サッパリと治ったのは、彼女のおかげだ。

 

彼女も本職が忙しくなり、私もライターの仕事が忙しくなってからはお互いにその現場へは行けていない。

それでも、時々連絡をくれる彼女から、私は本当に元気をもらっている。

テレパシーでも使ってるんじゃないかって思うくらい、なぜか私がピンチのときに、決まって連絡をくれる。

 

なぜなんだろう。

彼女に会うと、果てしないパワーをもらえる。いつかのデートのときに

「小春ちゃんに会えると、プラスのパワーをもらえるのよ」と彼女も言ってくれていたことが、心から嬉しかった。

 

 

言葉にできないくらい、感謝してる。

いつも、ありがとう。

今度、ラーメン食べに行こう。

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