昨日の夜2時、娘が夜泣きをした。
幼稚園に提出する座布団をようやく仕上げて、さぁ眠ろうかというところだった。
最近、夜はぐっすりと眠ってくれるようになったから夜泣きは久しぶりだなと思いながら、抱き上げてミルクをあげる。
旦那さんと息子はおんなじ種類のイビキをぐうぐうかいて、肩を並べて眠ってる。
怖い夢でも見たのか?ヨイヨイとしていてもなかなか泣き止まない。
暖かいコートを羽織って、axes femmeで一昨年購入したビッグリボンマフラーを巻く。ほわほわ感は少しくたってきているけど、首回りがモコモコと気持ち良い。
12月の夜の外気
エルゴで抱っこしたまま外へ出る。外の空気は、すっかり年末に向かう12月の夜の外気になっていた。
ほっぺたを刺す冷たい空気が、なんだか嬉しい。
近くの自動販売機で、コーンポタージュを買う。私はつぶつぶが多いコーンポタージュが好きだ。
あったかいコーンポタージュの缶をポッケに入れて、ホッカイロ代わりにしながら家の周りをゆっくりと歩き始める。
歩き始めると、娘は急にニコニコし始める。
星空で光った目が、本当に綺麗。
笑いかけると「アウ。」って返事をしてくれた。
星空を見上げていると、無限の大きな宇宙の中にいて、自分は今地球の上に立っているんだなぁと感じる。
10歳くらいの頃から、星空を見上げるたび、そんなことを考えていた。
と、同時に本当に自分はちっちゃな点で、考えていることも、今やっていることも。ホントにちっぽけなものなんだろうなぁと感じる。
ポッケに手を入れてみると、缶のコーンポタージュはまだ、ぬくい。
娘は揺れが気持ち良いのか、少しずつ薄眼になってきている。
あと、一周だけ歩こうと思いながら
娘が15歳になったときのことを想像してみる。
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どんな15年後?
スマホは、以前のポケベルのような時代の産物になっているんだろうか?
また、ルーズソックスが再来していたら面白いのに。とか、どうでも良いことを考える。
女子高生になった娘と、2人で美術館へ行ったり、お買い物を楽しんだり、映画を観に行ったり、したいな。
微かな小さな寝息が、胸元から聞こえ始める。
そういえば、口を開けて眠るのは、私と一緒だと旦那さんが笑って言ってた。